【2025年11月等施行】薬機法等改正とは?
コンビニ等での医薬品販売・
創薬スタートアップ支援などを分かりやすく解説!

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2025年施行予定の法改正まとめ >>
この記事のまとめ

2025年5月14日に国会で薬機法の改正法が成立し、同月21日に公布されました。改正法は一部の経過措置等を除き、同年11月20日以降、段階的に施行されます。

今回の薬機法等改正による変更点の概要は、以下のとおりです。
(1) 医薬品等の品質及び安全性の確保の強化
(2) 医療用医薬品等の安定供給体制の強化等
(3) より活発な創薬が行われる環境の整備
(4) 国民への医薬品の適正な提供のための薬局機能の強化等

この記事では、2025年5月21日に公布された薬機法等改正による変更点を解説します。

ヒー

コンビニで病院の薬が受け取れるようになると聞きました。薬機法が変わるそうですが、どんな内容なのでしょうか?

ムートン

品質の確保された医薬品等の供給や提供がスムーズに行われるようになるための改正について、詳細を解説します!

※この記事は、2025年5月30日に執筆され、同時点の法令等に基づいています。

※この記事では、法令名を次のように記載しています。

  • 改正薬機法…医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律(令和7年法律第37号)による改正後の医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律
  • 改正医療法…医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律(令和7年法律第37号)による改正後の医療法
  • 改正国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所法…医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律(令和7年法律第37号)による改正後の国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所法

【2025年施行】薬機法等改正とは

2025年5月14日に国会で薬機法の改正法が成立し、同月21日公布されました(令和7年法律37号)。

薬機法等改正の目的

今回の薬機法等改正の目的は、不正事案の発生等に伴う医薬品の供給不足や創薬環境の変化等の状況に対応し、引き続き品質の確保された医薬品等を国民に迅速かつ適正に提供していくことです。

近年では、医薬品等の製造販売に関する不正事案が相次いで発生し、さらにさまざまな原因で医薬品等の供給が不足するなど、国民の健康リスクを高める状況が続いています。こうした状況に対処するため、今回の薬機法等改正によって、多角的な観点からの法整備が進められました。

公布日・施行日

今回の薬機法等改正の公布日および施行日は、以下のとおりです。

公布日・施行日

公布日2025年5月21日
施行日2025年11月20日

以降、段階的に施行(2026年5月1日等)

※一部の経過措置等を除く

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