【2026年施行予定】資金決済法改正とは？
暗号資産・電子決済手段（ステーブルコイン）
に関する規制変更などのポイントを
分かりやすく解説！

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※この記事は、2025年10月15日に執筆され、同時点の法令等に基づいています。

※この記事では、法令名を次のように記載しています。

• ・資金決済法…資金決済に関する法律
• ・改正資金決済法…資金決済に関する法律の一部を改正する法律（令和7年法律第66号）による改正後の資金決済に関する法律

【2025年6月成立】資金決済法改正とは

2025年6月6日に改正資金決済法が成立し、同月13日に公布されました。金融のデジタル化等の進展に対応し、利用者保護を確保しつつイノベーションを促進するための変更が定められています。

資金決済法改正の目的

今回の資金決済法改正の目的は、金融のデジタル化等の進展に対応し、利用者保護を確保しつつイノベーションを促進することです。

近年では暗号資産（仮想通貨）の取引が活発に行われており、新たな電子決済手段としてステーブルコインも注目を集めています。
また、オンライン上で国境をまたぐ収納代行を行う事業者が増える中で、マネー・ローンダリングのリスクに対応する必要性が高まっています。

このように金融のデジタル化等が進展する状況において、事業者の業務を適正化して利用者保護を図りつつ、さらなるイノベーションを促進することを目的とした資金決済法改正が行われました。

公布日・施行日

今回の資金決済法改正の公布日および施行日は、以下のとおりです。