【2026年4月施行】GX推進法改正とは?
排出量取引制度の仕組み・対象企業・内容を
分かりやすく解説!

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この記事のまとめ

2026年4月1日から、GX推進法改正が施行されます。2050年カーボンニュートラルの実現と経済成長の両立(=GX、グリーン・トランスフォーメーション)を実現するための改正です。

今回のGX推進法改正では、排出量取引制度が新たに導入されます。

二酸化炭素の排出量が年10万トン以上の事業者には、排出量取引制度への参加が義務付けられます。
あらかじめ割り当てられた排出枠を実際の排出量が超過した場合は、排出枠取引市場を通じて排出枠を調達しなければなりません。排出枠が余った場合は、他の事業者へ売却することによって利益を得ることができます。

この記事では、2026年4月から施行されるGX推進法について、排出量取引制度の導入を中心に解説します。

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国がGXというのを進めていくそうです、企業も関係するそうですが、どんな取り組みなのでしょうか?

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排出量取引という言葉を聞いたことはありますか? 新たな制度について解説していきましょう。

※この記事は、2026年3月31日に執筆され、同時点の法令等に基づいています。

※この記事では、法令名を次のように記載しています。

  • ・GX推進法、法…脱炭素成長型経済構造への円滑な移行の推進に関する法律(令和5年法律第32号)
  • ・令…脱炭素成長型経済構造への円滑な移行の推進に関する法律施行令
  • ・資源法…資源の有効な利用の促進に関する法律
  • ・廃掃法…廃棄物の処理及び清掃に関する法律

【2026年4月施行】GX推進法改正とは

2026年4月1日から、GX推進法改正が施行されます。2050年カーボンニュートラルの実現と経済成長の両立(=GX、グリーン・トランスフォーメーション)を実現するための改正です。排出量取引制度の新規導入などが盛り込まれています。

GX(グリーン・トランスフォーメーション)とは

GX(グリーン・トランスフォーメーション)」とは、エネルギーの安定供給・経済成長・排出削減を並行して実現するため、化石エネルギー中心の産業構造や社会構造をクリーンエネルギー中心の構造に転換していく取り組みを指します。

近年では温暖化や異常気象などの気候変動問題が顕在化しており、脱炭素社会を実現することが世界共通の課題となっています。日本でも、2020年10月に菅首相(当時)が「2050年カーボンニュートラル」を目指すことを宣言しました。

カーボンニュートラル」とは、二酸化炭素(carbon dioxide)をはじめとする温室効果ガスの排出量から、植林や森林管理などによる吸収量を差し引いた値をゼロ(neutral)にすることを意味します。

日本においては、2050年までにカーボンニュートラルを実現することがGXにおける主要課題の一つであり、今回のGX推進法改正もその一環として位置づけられます。

GX推進法改正の目的

今回のGX推進法改正の目的は、脱炭素成長型の経済構造への円滑な移行に資する投資を促進することとされています。

特に注目されるのが、二酸化炭素に関する排出量取引制度の導入です。二酸化炭素の排出量を抑制した企業は、他の企業に対して排出枠を売却することで利益を得られるようになります。
企業にとってのインセンティブが強化されるため、社会全体で排出量削減が進むことが期待されます。

公布日・施行日

今回のGX推進法改正の公布日および施行日は、次のとおりです。

公布日・施行日

公布日:2025年6月4日
施行日:2026年4月1日

GX推進法改正による排出量取引制度の導入

今回のGX推進法改正により、新たに「排出量取引制度」が導入されます。参加事業者には排出枠が割り当てられ、市場において余っている排出枠の売買ができるようになります。

引用元|経済産業省ウェブサイト「排出量取引制度」

排出量取引制度の仕組み

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